ハーブで手作りする入浴剤:フレッシュレモングラスのフットバス。

レモングラス、スペアミント、重曹をつかう。

 10月になると、庭のレモングラスの鉢上げの季節です。熱帯原産のレモングラスは日本の屋外では冬越しができないので鉢上げして家の中で管理することが必要です。
 今回は鉢上げ時に収穫したレモングラスの葉のフットバスの紹介です。そばで茂りすぎたスペアミントの葉も加えました。
 
フレッシュレモングラスのフットバス。

フレッシレモングラスのフットバス。


 

 目次

1.ハーブで手作りする入浴剤に使用する材料
2.ハーブで手作りする入浴剤の作り方
3.ハーブ・アロマで手作りするその他いろいろ入浴剤
 

1.ハーブで手作りする入浴剤に使用する材料

  私たち日本人は古くから、様々な薬用植物(ハーブ)を薬湯として利用してきました。
室町時代に生まれたとされている、五木八草湯は、しょうぶ・よもぎ・オオバコ・はすのみ・オナモミ、スイカズラ・クマツヅラ・ハコベの八草が使われたといわれています。
 入浴剤には、薬草(ハーブ)のほかに、様々な樹木や草本、果実やスパイス、野菜などを利用することができます。
 
 

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(1)重曹(炭酸水素ナトリウム)

 無色、白色の粉末で弱アルカリ性の性質をもちます。酸性の汚れを中和させる働きがあり脱臭剤や洗剤として利用されています。皮膚をなめらかにする効果があり、アロマテラピーでは入浴剤の基材として用いられています。
 

(2)ハーブ

 ハーブとは芳香植物(香りのあるあ植物)の総称です。
 
 ハーブ(Herb)の語源は、ラテン語で草を意味するHerba(ヘルバ)に由来しています。
 Herbという言葉にはいくつもの定義があります。Weblioの英和辞書に”Herb)と入れると、薬用植物、薬草、香草、ハーブ、(花が咲いた後、根以外は枯れる)草、草本、マリファナなどとの訳が出てきます。
 植物学者や園芸家は、「ハーブとは、小さい、種子をつける植物で、本来どちらかといえば木本性よりむ”Herbaseous”という言葉が語源)である。」と定義するでしょう。料理研究家なら、「香草、香味野菜。料理などに香りを与えたり,味を調える目的で使用する植物である。」と定義するでしょう。ハーブ療法家なら、「薬草、健康や美容に役立つ植物」とするかもしれません。
 それぞれの立場により幾つかの定義がありますが、より一般的に言えば、「ヒトの暮らしに役立つ、特に健康維持に役立つ特性を持つ植物の総称」ということになるでしょう。日本大百科全書(ニッポニカ)では以下のように解説しています。
 
『それぞれが個性あふれる香りをもち、花、茎、葉、種子、根などが、薬品、食品、染料その他さまざまな用途に用いられ、美容や家事に至るまで人々の生活に役だち、うるおいを与えてくれる有用植物の総称。特有の香りをもつものが多いので香草と訳されるが、香りの強いものばかりとは限らない。ここでは、植物に含まれる成分が生活に役だち有効に利用できるものであれば、ゴボウやニンジンのような一部の野菜も含めてハーブとして扱う。』
 
 ハーブは一般的には料理やお茶として利用されるイメージがありますが、もともと薬草としての使用の歴史があり、薬湯としても広く使われてきました。(フレッシュ)で、またはドライ(乾燥したもの)で、入浴剤として利用できます。
 
  今回使用するハーブは、レモングラススペアミントです。
 ”レモングラスは稲科の多年草、がっしりした棒状の茎と、レモンの香りがする長さ50cmになる細長い葉を有しています。非耐寒性で最低気温は7度程度”と、 ハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。
 レモングラスは日本の蒸し暑い夏が苦手なものが多いハーブの中でも、よく成長する育て安いハーブですが、冬は外では冬越しできないので鉢上げして管理します。
 今回はそんな時にたくさん出てくるレモングラスの葉を使います。
 
 
 
レモングラス

レモングラス


 
☆ハーブ薬(浸剤)
 ハーブ薬は、芳香植物(ハーブ)をオイルや、アルコール、お湯などで浸出することにより、その薬効成分を取り出したものです。浸出油、チンキ剤などは手軽に作れて、昔から民間療法に利用されてきました。これらを目的に合わせて上手に使うことで、作るアロマクラフトに豊かな植物の香りと効果を加えることができます。
 今回はお湯に直接入れて入浴するので、使い方としては 浸剤です。

○レモングラス 
 レモングラスは熱帯原産のイネ科の多年草です。がっしりした棒状の茎と、レモンの香りがする長さ50cmになる細長い葉を有しています。東南アジアでは、タイのトムヤンクンをはじめ料理に欠かせないハーブです。
 葉に独特のレモンのような香りがあります。消化を促すハーブとして人気がありハーブティーとしてもおなじみです。
 葉から採れる精油は香水に利用され、また虫よけスプレーなどにも使用されます。
 以下はハーブ大百科/デニ・バウン著の記載です。
 
利用法
料理用:東南アジア料理では、葉の根元部分を生か、パウダーとして利用する。葉の浸出液は茶になる。
香料用:オイルは香水にする。
薬用:小児の消化機能不全、軽い発熱性疾患に内服する。外用薬として、しらみ、水虫などに有効。
  
スペアミント
 先が尖った濃い緑色の葉が特徴です。茎は紫色で8月の終わりに花を咲かせます。メントール成分が少ないのでペパーミントよりやさしい香りが特徴です。
 

2.ハーブで手作りする入浴剤の作り方

フレッシュレモングラスのフットバス。


  ハーブを入浴剤として使用するには、乾燥させて(ドライハーブ)使用する方法と生(フレッシュハーブ)で使用する方法の2つがありますが今回は収穫したハーブをそのまま生(フレッシュハーブ)で浴槽に入れる方法で使用します。
   

(2)フレッシュハーブ(生のまま)使用

 
•材料(1回分)  
 レモングラス 4g
 スペアミント 1g
 重曹 小さじ 1
 熱湯
 
•作り方 
レモングラスとスペアミントを洗って、レモングラスをはさみで切ります。
 
容器にレモングラス、スペアミントを入れて熱湯を注ぎ、約10分そのままにし、重曹を入れてよくかきまぜます。
 
*レモングラスは、布袋を作り中にいれました。スペアミントはそのまま浮かべます。ちょうど重曹がありましたので使用します。重曹は、入浴剤などにも使用されています。湯あたりをやわらげるなどといわれています。お湯は、沸騰してすぐのものをつかいました。スペアミントを浮かべたら一瞬、香りが広がりました。
 
③水を注ぎ、温度を調整し、くるぶしのすこし上までつかるようにします。
 
*40度くらいにしました。レモンとミント甘いような穏やかな香りです。
 

3.ハーブ・アロマで手作りするその他いろいろな入浴剤

 

バスソルト

天然塩を使った基本のバスソルトの作り方を紹介しています。

 

バスオイル

植物油を使った基本のバスオイルの作り方を紹介しています。
 

バスフィズ

重曹を使った基本のバスフィズの作り方を紹介しています。

 

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