入浴剤を作る:ラベンダーのミルク風呂。

 夏も終わりに近づきなんとなく疲れがでてくる頃です。ラベンダーの香りの入浴剤をつくってみてはいかがでしょうか。
アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際/ロバート・ティスランド著には、ラベンダーバスはリフレッシュ効果、リラックス効果があり、ラベンダーの温浴、あるいは足浴は心身の疲れを取り去るのに非常に効果があると記載されています。
 今回はミルクパウダーも加えて簡単なラベンダーの入浴剤をつくります。
ラバンジン
 

 目次

1.ハーブ・アロマで手作りする入浴剤に使用する材料
(1)基材
(2)精油
2.ハーブ・アロマで手作りする入浴剤の作り方
3.ハーブ・アロマで入浴剤を手作りする上でのポイント
4.ハーブ・アロマで手作りするその他いろいろ入浴剤
 

1.ハーブ・アロマで手作りする入浴剤に使用する材料

  入浴剤作るために必要な材料は、ベースとなる基材と香りや色付のための精油やハーブです。代表的な基材にソルトやシュガー、重曹などがあります。この基本の材料に精油やハーブを加えることによりいろいろな入浴剤を作ることができます。 
 精油は植物の香りの成分を抽出した天然の物質です。様々な植物から抽出されており、ブレンドすることも可能です。自分だけのお好みの香りを作ることができます。色付けにはハーブなどが使われます。
 

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 (1)基材

 入浴剤のもとになる物質を『基材』といいます。基材にはそれぞれの特徴があり、さまざまな特性や作用をもっています。それぞれの性質を十分理解し、使用目的や体調・体質に適したものを選びましょう。
 今回使用する基材はスキムミルクです。
 
○スキムミルク
 お菓子やパン作りに使用されスキムミルクとは、水に溶けやすく加工した脱脂粉乳のことを言います。スキムミルクは、牛乳から脂肪分を取り、乾燥させて作られたもので、とても保存性に優れています。一般的に牛乳の賞味期限は、製造日から1週間程度ですが、スキムミルクはなんと製造から1年程度とされています。脂肪分を抜いてあるので油やけすることもなく、風味が落ちにくいのも特徴です。
 お湯に溶かせば、製造する際に水分と脂肪分を飛ばしているもので、牛乳よりサラッとした完食です。
 
*浴槽のお湯は放置せず、入浴後の落として湯船はさっと洗っておいたほうが良いでしょう。

(2)アロマオイル(精油)

 入浴剤を作る目的や自分の好みにあわせて、アロマオイル(精油)を選びます。今回はバラの花びらを加える代わりにバラの花びらから採れるローズ.abs精油を使用します。
  

 
1)精油とは?
 精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。
 精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トン も必要とします。
大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスです。
  
2)今回使用する精油
 今回使用する精油は ラベンダーです。
 ラベンダーはいろいろな産地のものが市販されていますが、産地によって微妙に香りがちがいます。今回のラベンダー精油はフランス産です。ラベンダーはやはりほっとする香りです。

①.ラベンダー
 ラベンダー精油はリラックの精油としてよく知られています。その主成分はリナロールや酢酸リナリルなどでアロマテラピーの原点ともされる精油です。リラックスの香りとしてよく知られていますが、日焼けによる炎症を鎮めるなどスキンケアにも使用されています。
 フランス産、ブルガリア産、オーストラリア産などいろいろな産地のものが市販されています。日本でも北海道の富田ファームのラベンダーは有名です。
 
 

2.ハーブ・アロマで手作りする入浴剤の作り方

ーラベンダーの入浴剤

 

ラバンジン

 

•材料(全身浴 1回分)  

スキムミルク    大さじ 3
 
精油   
  ラベンダー  5滴
 
 容器
 

•作り方 

①スキムミルクを容器にいれます。
  
②ラベンダー精油を加えて混ぜ合わせます。
   
③浴槽にすこしずつ入れてよくお湯をかき混ぜます。
 

・使用後の感想

 スキムミルクは大さじ3をつかいましたが、ミルクの軽い感じがラベンダーの香りにもなじみんだように感じました。
夏の終わり頃また開花しそうなコンテナのラベンダーですが、前に花をつけた頃と変わりがなくきれいな姿です。ラベンダーにはハーブや精油にも様々な作用があるといわれています。パワーをもらってこれから再び頑張ろうと思いました。

4.ハーブ・アロマで入浴剤を手作りする上でのポイント

(1)加える精油の分量について

 精油(エッセンシャルオイル)は植物の成分を濃縮しているため、皮膚に使用する際は、原液では刺激が強いため、植物湯などで希釈して(薄めて)して使用することが大切です。いい香りだからだと、多く入れるぎてしまうとその刺激で体に悪影響が出てしまうことがあります。個人差や使用法によりその刺激の程度は様々ですが、日本アロマ環境協会では、入浴剤としてお風呂での全身浴に使用する場合は1〜5滴、ハンドバスやフットバスなどの部分浴の場合は1〜2滴を推奨しています。
 通常の精油瓶には口にドロッパートが付いていて、精油が適量しか出ないようになっています。精油瓶をゆっくり傾けていくとポトッと1滴落ちますが、その分量はだいたい0.05mlです。
 
 
*精油瓶にドロッパーが付いていない場合はスポイトを使用します。スポイト1滴はドロッパー1滴の約半分です。
 
今回は全身浴1回分で、5滴としています。
 

(2)精油を加える時のポイント

 精油瓶はゆっくり傾けてポトッと1滴落とすのがポイントです。粘性の高い精油の場合は特に落ちにくいので、じっくり待つことが必要ですが、それでも落ちない時は精油瓶の底をポンポンと指で叩いてみると良いでしょう。
 慌てて瓶を振ってだそうとすると、どっとでてしまうことがあるので注意しましょう。
 

(3)入浴剤を使うときの注意事項

 ・作ったら、なるべく早く使いましょう。
 ・浴槽によっては使用できない場合があります。
 ・使用後の湯は捨て、洗濯などに使用しないでください。
 
 
 

4.ハーブ・アロマで手作りするその他いろいろな入浴剤

 

バスソルト

天然塩を使った基本のバスソルトの作り方を紹介しています。

 

バスオイル

植物油を使った基本のバスオイルの作り方を紹介しています。
 

バスフィズ

重曹を使った基本のバスフィズの作り方を紹介しています。

 

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