入浴剤を作る:レモンの香りもするはちみつ風呂。

パルマローザ精油、レモンマートル精油をつかう。

 甘くおいしく、栄養もあるはちみつですが、入浴時にも使用することができます。はちみつは、古代エジプトの時代から薬効効果にすぐれていることが知られていました。紀元前2600年から2200年にかけて書かれた、エジプトの薬草書、スミス・パピルスのなかのはちみつの記載は500箇所以上にものぼり、傷や潰瘍の殺菌剤他に使われてきたと、天然食材による自然療法薬/アン・マッキンタイアー著に記載されています。
 今回ははちみつを使用して入浴剤をつくります。

 

 目次

1.ハーブ・アロマで手作りする入浴剤に使用する材料
(1)基材
(2)ハーブ
2.ハーブ・アロマで手作りする入浴剤の作り方
3.ハーブ・アロマで入浴剤を作る上でのポイント
4.ハーブ・アロマで作るいろいろな入浴剤の記事
 

1.ハーブ・アロマで手作りする入浴剤に使用する材料

  入浴剤作るために必要な材料は、ベースとなる基材と香りや色付のための精油ハーブです。代表的な基材にソルトやシュガー、重曹などがあります。この基本の材料に精油やハーブを加えることによりいろいろな入浴剤を作ることができます。 
 精油は植物の香りの成分を抽出した天然の物質です。様々な植物から抽出されており、ブレンドすることも可能です。自分だけのお好みの香りを作ることができます。色付けにはハーブなどが使われます。
 今回は、精油とはちみつだげのシンプルな入浴剤です。
 

  •  

 (1)基材

 アロマオイル(精油)は植物の芳香成分だけを集めて取りだしており、そのまま使うと刺激が強いため薄めて使用します。精油を希釈し、入浴剤のもとになる物質を『基材』といいます。基材にはそれぞれの特徴があり、さまざまな特性や作用をもっています。それぞれの性質を十分理解し、使用目的や体調・体質に適したものを選びましょう。
 今回使用する基材ははちみつです。
 
○ハチミツ 
 はちみつはミツバチによって花のミツからつくられる、非常甘くておいしい物質です。食べ物や薬としてのハチミツの価値は古代から知られていました。現代でも、ハチミツは食用だけでなく、化粧品の中で収斂剤や保湿剤としても使われています。
  はちみつは保湿作用、皮膚の炎症を鎮める作用をもちます。
 *(社)日本アロマ環境協会アロマテラピー検定公式テキスト1級より

(2)アロマオイル(精油)

 入浴剤を作る目的や自分の好みにあわせて、アロマオイル(精油)を選びます。
  

 
(1)精油とは
 精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。
 精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トン も必要とします。
大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスです。
 
2)今回使用する精油
 今回使用する使用する精油は、 パルマローザレモンマートルです。
 花のような甘い香りのあるパルマローザ精油に、少しレモンのような香りのレモンマートル精油を加えました。パルマローザはインド原産で、ゲラニオールが主成分でローズを思わせる香りが特徴です。レモンマートルはオーストラリア原産で、香りのもとはシトラールという成分でレモンに似たさわやかな香りです。

①.パルマローザ
  パルマローザはインド原産のイネ科の植物から採れる精油です。ローズに似た香りが特徴で、ローズの代わりとして化粧品や香水の香料としてもよく使用されています。
 

②.レモンマートル
オーストラリア原産のレモンマートルの枝葉から抽出される精油です。古くからオーストラリアの先住民が薬草としてたハーブです。レモンに似たすっきりした香りが特徴です。
 

2.ハーブ・アロマで手作りする入浴剤の作り方


 

•材料 レモンの香りもするはちみつ風呂(2〜3回分)

 
はちみつ    50ml
精油
 パルマローザ   6滴
 レモンマートル  4滴
 
 
容器 計量スプーン かくはん棒 など
 

•作り方 

はちみつをビーカーに入れます。
 
*はちみつは、ミツバチが花から採取した蜜を原料にして作り、食料として巣に貯蔵する天然の甘味料で、アロマテラピーの基剤としてもつかわれます。殺菌作用、保湿作用他があるといわれています。
 
②パルマローザ精油、レモンマートル精油を加え、撹拌します。
 
*花のような甘い香りのあるパルマローザ精油、少しレモンのような香りも使いたくなりレモンマートル精油を加えました。
 アロマテラピー図鑑/佐々木薫監修には、”パルマローザはインド原産で精油は葉から採油、ゲラニオールが主成分でローズを思わせる香りをもち、レモンマートルはオーストラリア原産で、採油が枝と葉から、香りのもとはシトラールという成分でレモンに似たさわやかな香り”、と記載されています。
 
保存ビンなどに入れて入浴時に使用します。
 
*甘くレモンの爽やかな香りがします。どちらも明るい気分になるなどと上記の書に記載されています。
 
 

・使用後の感想

 使用したところ、保存ビンに入れた時よりもやさしい香りになりました。使用後はさっぱりした感じにもなりました。

3.ハーブ・アロマで入浴剤を作る上でのポイント

(1)加える精油の分量について

 精油(エッセンシャルオイル)は植物の成分を濃縮しているため、皮膚に使用する際は、原液では刺激が強いため、植物湯などで希釈して(薄めて)して使用することが大切です。いい香りだからだと、多く入れるぎてしまうとその刺激で体に悪影響が出てしまうことがあります。個人差や使用法によりその刺激の程度は様々ですが、日本アロマ環境協会では、入浴剤としてお風呂での全身浴に使用する場合は1〜5滴、ハンドバスやフットバスなどの部分浴の場合は1〜2滴を推奨しています。
 通常の精油瓶には口にドロッパートが付いていて、精油が適量しか出ないようになっています。精油瓶をゆっくり傾けていくとポトッと1滴落ちますが、その分量はだいたい0.05mlです。
 
今回は全身浴2回分として合計10滴加えています。 
 
*精油瓶にドロッパーが付いていない場合はスポイトを使用します。スポイト1滴はドロッパー1滴の約半分です。
 

(2)精油を加える時のポイント

 精油瓶はゆっくり傾けてポトッと1滴落とすのがポイントです。粘性の高い精油の場合は特に落ちにくいので、じっくり待つことが必要ですが、それでも落ちない時は精油瓶の底をポンポンと指で叩いてみると良いでしょう。
 慌てて瓶を振ってだそうとすると、どっとでてしまうことがあるので注意しましょう。
 
 

(3)入浴剤を使うときの注意事項

 ・作ったら、なるべく早く使いましょう。
 ・浴槽によっては使用できない場合があります。
 ・使用後の湯は捨て、洗濯などに使用しないでください。
 

4.ハーブ・アロマで作るいろいろな入浴剤の記事

 

バスソルト

天然塩を使った基本のバスソルトの作り方を紹介しています。

 

バスオイル

植物油を使った基本のバスオイルの作り方を紹介しています。
 

バスフィズ

重曹を使った基本のバスフィズの作り方を紹介しています。

 

最新の記事

いろいろな入浴剤

ハチミツを使った入浴剤