入浴剤をつくる:海藻入りあら塩を使ったバスソルト。

ローズマリー精油、スイートマージョラム精油、オレンジ・スイート精油を使う。

 北欧スウェーデンの西海岸やアイルランドには、海のミネラルをたっぷりと含んだ海藻をそのまま浴槽に入れて入浴する伝統的なスパ療法があります。日本でも房州の海岸ちかくでは、漁師さん伝統の海藻スパを民宿・日帰り温泉で体験することができます。
 海藻は各種ミネラルと非金属元素を豊富に含有し、そのうえビタミン類、アミノ産他も含有していて、海藻のもつ効果は多様です。
 今回は、そんな海藻入りのあら塩をつかったバスソルトの紹介です。
 

 

 目次

1.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)に使用する材料
(1)基材
(2)精油
2.アロマで入浴剤(バスソルト)を作るときに使用する器具
3.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)の作り方
4.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)を作る上でのポイント
5.その他アロマで手作りする入浴剤の記事 

1ハーブ.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)に使用する材料

今回は、柑橘系のスッキリした香りで、リラックスもリフレッッシュできる入浴剤のブレンどです。
バスソルトを作るために必要な材料は、ベースとなるソルトと、香り付けに使用する精油やハーブだけです。
 ソルト(塩)はミネラル分が豊富な天然塩を使用すると良いでしょう。精油は植物の香りの成分を抽出した天然の物質です。様々な植物から抽出されており、ブレンドすることも可能です。自分だけのお好みの香りを作ることができます。ドライハーブを加えると、さらにハーブの色や形も楽しむことができます。
 また、これらの材料はすべて肌にいい様々な有効成分を含んでいます。どんな材料を使うかで、さらにその材料の効果も期待できます。
 
 

 
 

(1)ソルト(天然塩)

 天然塩とは、加工も添加も一切しない塩のことです。天然塩のほか、自然塩と呼ばれることもあります。 それに対して、なんらかの加工や添加がされている塩のことは、精製塩と呼ばれます。天然塩は精製塩に比べてミネラル分が豊富なのが特徴です。 天然塩には、天日塩(海塩)、岩塩、湖塩の三種類があります。
 欧米では昔からマグネシウムやナトリウムなどのミネラルを豊富に含んだ「天然塩(ソルト)」を、美容効果やリラックス効果を求めて使用してきました。
 ミネラルを含んだ天然塩は、発汗を促すといわれています。バスソルト作りでは基材として天然塩を用います。
 今回の塩はブルターニュ特産海藻入りあら塩です。アオサ、ダルス、ヒバマタの3種類の海藻がまぜられていて食塩です。海の香りがします。
 

(2)アロマオイル(精油)

 入浴剤(バスソルト)を作る目的や自分の好みにあわせて、アロマオイル(精油)を選びます。
  

 
1)精油とは?
 精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。
 精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トン も必要とします。
大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスです。
 
2)今回使用する精油
 今回使用する精油は ローズマリースイートマージョラムオレンジ・スイートです。
 
  ジャンバルネ博士の植物=芳香療法/ジャンバルネ著には、”先人たちの芳香エッセンスの浴用の例としてマージョラム浴は強壮ために処方され、また鎮静作用があり、循環を促す特性があることがわかり、ローズマリー浴は全体的な強壮に役立ち・・”と記載されています。

①.ローズマリー
  ”若返りのハーブ”として有名なローズマリーからとれる精油です。ローズマリーは長い歴史があり、非常に多くの逸話があります。そのすっきりした香りは、脳を活性化し、集中力を高めるとされています。
 

②.スイートマージョラム
 料理用のハーブとしてもよく知られている地中海沿岸原産のハーブより採れる精油です。その温かい香りは、安眠の香りとして知られています。古代エジプトでは悲しみいやすとされ、ギリシャの愛の女神アフロディテから与えられたと言い伝えられています。
 
 

③.オレンジ・スイート
 スイートオレンジの果皮から採れる精油です。甘い暖かい柑橘系の香りで、お子様からお年寄りまで万人に好まれる香りです。お部屋のリフレッシュからお休み前のリラックスまでいろいろな場面で使用できます。今回は香りにさわやかさを加えるためブレンドしました。
 

2.アロマで入浴剤(バスソルト)を作るときに使用する器具

 

 
・計量スプーン
  少量の塩(ソルト)を量るときに使います。小さじ、大さじがある料理用のもので良いでしょう。
 
 
 ・攪拌(かくはん)用のガラス棒
 溶けた材料を混ぜるときに使用します。こちらも耐熱性のものが好ましいですが、使い捨てでいいのなら竹串や割りばしでも構いません。
 
 
・容器
 すぐ使用する場合は深めの小皿や小鉢など何でもかまいません。バスソルトの材料を混ぜ合わせるときに使います。今回はカラフルなドライハーブを使用するため、目でも楽しめるようにふたつきのガラス製の容器を使用します。   

3.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)の作り方

  •  海藻入りあら塩を使ったバスソルト(1回分)

 

•材料(全身浴 1回分)  

塩 
    天然塩     大さじ1
 
精油    
  ローズマリー       1滴       
  スイートマージョラム   2滴
  オレンジ・スイート    1滴
        
容器 軽量スプーン かくはん棒
 

•作り方 

まず塩をはかりふた付きのガラス瓶にいれます。
 
*今回の塩はブルターニュ特産海藻入りあら塩です。アオサ、ダルス、ヒバマタの3種類の海藻がまぜられていて食塩です。海の香りがします。
 
今回の塩は海藻が少し含有していますが、上記の書によりますと、海藻浴も目新しいものではなく海藻は各種ミネラルと非金属元素を豊富に含有していてビタミン類、アミノ産他も含有して海藻のもつ特性は多様であるなどと記載されています。
  
精油を加えます。
 
スイートマージョラム精油とオレンジ・スイート精油にローズマリー精油を加えてすこしすっきりさせました。
 
③出来上がりです。ふたをしてよく振ります。お湯をいれた浴槽に入れる時はよくかき混ぜます。
 

・使用後の感想

 入浴時に使用してみたところ、バスソルトの作成時はローズマリー精油の香りが強く感じましたが、実際に浴槽に入れてみたところ、ローズマリー精油の香りは穏かでブレンドは思ったとおりに仕上がりました。海藻入りあら塩とも合ってたいへん気持ちよい入浴ができました。体も温まりました。

4.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)を作る上でのポイント

(1)加える精油の分量について

 精油(エッセンシャルオイル)は植物の成分を濃縮しているため、皮膚に使用する際は、原液では刺激が強いため、植物湯などで希釈して(薄めて)して使用することが大切です。いい香りだからだと、多く入れるぎてしまうとその刺激で体に悪影響が出てしまうことがあります。個人差や使用法によりその刺激の程度は様々ですが、日本アロマ環境協会では、入浴剤としてお風呂での全身浴に使用する場合は1〜5滴、ハンドバスやフットバスなどの部分浴の場合は1〜2滴を推奨しています。
 通常の精油瓶には口にドロッパートが付いていて、精油が適量しか出ないようになっています。精油瓶をゆっくり傾けていくとポトッと1滴落ちますが、その分量はだいたい0.05mlです。
 
 *精油瓶にドロッパーが付いていない場合はスポイトを使用します。スポイト1滴はドロッパー1滴の約半分です。
 
・今回使用する量
  今回は精油は全体で4滴加えています。
 

(2)精油を加える時のポイント

 精油瓶はゆっくり傾けてポトッと1滴落とすのがポイントです。粘性の高い精油の場合は特に落ちにくいので、じっくり待つことが必要ですが、それでも落ちない時は精油瓶の底をポンポンと指で叩いてみると良いでしょう。
 慌てて瓶を振ってだそうとすると、どっとでてしまうことがあるので注意しましょう。
 

(3)入浴剤を使うときの注意事項

 ・作ったら、なるべく早く使いましょう。
 ・浴槽によっては使用できない場合があります。
 ・使用後の湯は捨て、洗濯などに使用しないでください。
 
 
 

5.その他アロマで手作りする入浴剤の記事

 

バスソルト

天然塩を使った基本のバスソルトの作り方を紹介しています。

 

バスオイル

植物油を使った基本のバスオイルの作り方を紹介しています。
 

バスフィズ

重曹を使った基本のバスフィズの作り方を紹介しています。

 

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