ディフューザーをつかって芳香浴を行う。
ラベンダーティートゥリー精油、フランキンセンス精油をつかう。

ディフューザーをつかって芳香浴を行う。
目次
1.芳香浴について
2.芳香浴に使用する芳香拡散器
3.芳香浴に使用する材料
4.芳香浴のおこないかた
5.芳香浴を行う上でのポイント
6.精油の入手方法と予算について
(1)精油の入手方法
(2)精油入手のための予算の目安
(3)おすすめの商品リンク
7.その他芳香剤、香水のレシピ集
1. 芳香浴について
1)芳香浴とは
最も一般的な方法は 芳香拡散器(アロマデイフューザー)を使う方法です。
今回はディフューザーを使って芳香浴を楽しみです。

①コットンやハンカチを使って
ティッシュやコットン、ハンカチなどに香りを垂らして側において香りを楽しむ方法です。オフィスのディスクまわりにおいたり、枕元に置いたり、バックの中に入れたりして、手軽に活用できます。
精油量の目安 1~2滴
②お湯にたらして
マグカップやボウル、洗面器などに半分ほどお湯を張り、精油をいれます。蒸気とともに香りをすばやく広げることができます。
精油量の目安 1~2滴
③芳香拡散器を使って
市販のアロマデイフューザーを使うと、室内に香りを拡散させることができます。ミスとタイプのデイフューザーやアロマランプなど、様々な種類があります。
精油量の目安 1~5滴
2.芳香浴に使用する芳香拡散器
芳香浴に使用する専用の芳香器は、アロマディフューザーやアロマポットなど色々なタイプがあります。それぞれ特徴があるので、場面場面によって、それぞれ使いわけるとよいでしょう。代表的なタイプを以下に紹介します。
今回使用しているのは、アロマディフューザーです。
(1).アロマポット(オイルウオーマー) キャンドルの炎に癒されたい人におすすめ!
アロマポット(オイルウォーマー)は、キャンドル式のアロマ芳香器です。上部の受け皿にお湯や水を入れた後、精油を1~5滴たらして使います。器の下にキャンドルをセットし、火をつけると、オイルが揮発し、香りがお部屋に広がります。
香りが立ちやすく、比較的安価で手に入るのが特徴です。また、キャンドルの炎の色や揺らめきは心を落ち着つかせる効果があると言われており、根強い人気があります。
ただし、キャンドルを使用するため、火の取扱いには十分注意する必要があります。就寝時には、必ず火を消しましょう。小さいお子様やペットがいる家庭ではとくに注意が必要です。
(2).アロマランプ(アロマライト) 最も一般的な芳香器!
アロマランプ(アロマライト)は、電球の熱を使ったアロマ芳香器です。
アロマポットと同様に、上部の受皿に精油を1〜5滴たらして使います。機種により、上部の受け皿に直接精油をたらせるタイプと、アロマポットと同様にお湯や水を入れた後精油をたらすタイプがあるので、取扱い説明書を確認してください。
スイッチを入れると電球が灯り、やさしい光と香りがお部屋に広がります。
火を使わないため安全で、就寝時でも安心して使用することが出来ます。灯りの明るさを調整できるタイプもあります。アロマポットに比べ価格は高めですが、デザインも豊富で、お部屋のインテリアとしても楽しめます。
(3).アロマブリーズ(アロマファン) 香りを手軽に持ち運びたい方へ!
アロマブリーズは、風の力を使ったアロマ芳香器です。小さなファンの力で風をおこし、マットに染み込ませたアロマオイルの香りを広げます。
手のひらサイズのものが多く、バッグなどに入れて外出先で香りを楽しむことが出来ます。
(4).アロマデイフューザー(超音波式) お部屋の加湿もできる優れもの!
ミスト(霧)が出るタイプのアロマ芳香器です。アロマミスト、アロマ加湿器とも呼ばれます。
超音波振動板で水を振動させ、冷たいミストを発生させる「超音波式」のものと、タンクの水を加熱し、熱い蒸気を発生させる「スチーム式」のものがあります。
超音波式のものが一般的です。加湿量はそれほど多くありません。
発生したミストが目に見えるため、視覚的にも楽しめます。イルミネーション機能や、タイマー機能などいろいろ備えたものなどいろいろあり、デザインも価格帯も豊富です。
(5).アロマデイフューザー(エア式) お部屋を香りで充満させたい方におすすめ!
エアポンプを使ったアロマ芳香器です。
圧縮空気を使ってアロマオイルをガラス管内に吹きつけ、微粒子にして外に送り出します。アロマポットなどと違ってオイルを加熱せず、アロマオイル本来の香りをそのまま広げます。
オイルの消費量は多めですが、10~20畳の広いエリアにも効果的に香りを広げることが出来ます。
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。

(1).精油
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。
精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トン も必要とします。
大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスです。
(2) .今回使用する精油
今回使用する精油は、ラベンダーティートリーとフランキンセンスです。
どちらも、心を落ちつけ不安をやわらげてくれる精油です。
4.芳香浴のおこないかた

•材料
水
精油
ラベンダーティートゥリー 精油1滴
フランキンセンス 精油1滴。
•作り方
①ディフューザーに水を入れます。
*アロマテラピーの利用法で、芳香浴法とは、精油を拡散して香りを楽しむことで、今回のディフューザーなどの芳香拡散器を使った方法もあります。ディフューザーは、超音波による振動で発生させた水蒸気(ミスト)とともに香りを広げるタイプです。
②ラベンダーティートゥリー精油、フランキンセンス精油を加えます。
*ラベンダーティートゥリー精油は、ロザリーナというフトモモ科の樹木を原料とした精油で、葉と枝を蒸留したものです。ユーカリに似た清涼感のあるスッキリした香りの中にラベンダーのようなやわらかさが感じられるのが特徴です。
フランキンセンス精油は、フランキンセンスの木から採れる乳白〜黄褐色の樹脂から抽出された精油で、日本のお香のようなスモーキーな香りです。
(アロマテラピー図鑑/監修佐々木より。)
5.芳香浴を行う上でのポイント
(1)使用する精油の分量について
精油(エッセンシャルオイル)は植物の成分を濃縮しているため、皮膚に使用する際は、原液では刺激が強いため、植物湯などで希釈して(薄めて)して使用することが大切です。
いい香りだからだと、多く入れるぎてしまうとその刺激で体に悪影響が出てしまうことがあります。
個人差や使用法によりその刺激の程度は様々ですが、日本アロマ環境協会では、多くても全体の1%(顔など皮膚の薄い場所の場合は(0.5%)程度を目安として推奨しています。。
通常の精油瓶には口にドロッパートが付いていて、精油が適量しか出ないようになっています。精油瓶をゆっくり傾けていくとポトッと1滴落ちますが、その分量はだいたい0.05mlです。
(2)芳香拡散器の精油使用量と注意点
・キャンドル式芳香拡散器(オイルウオーマー)
水をはった上皿に精油1〜5滴
(注意)
・風のない安定した場所におく
・子どもやペットの手のとどかないところにおく
・使用中はそばをはなれない
・器具にあったキャンドルを使用する
・取扱説明書を読むこと
・おやすみ前は消すこと
・ 電気式芳香拡散器(アロマライト,デイフューザー)
電気の熱や空気などで精油を香らせる
精油1〜5滴
(注意)取扱説明書を読むこと
*芳香浴の注意点
・同じ香りの中にいると香りを感じにくくなります。部屋の換気をしながら行いましょう。
・精油の量は、部屋の広さ、精油の種類による香りの強さまどを目安に調整しましょう。
・香りの感じ方は個人差があります。人が集まる場所では、置き場所や香りの強さ、精油の種類などに配慮しましょう。
6.精油の入手方法と予算について
(1)精油の入手方法
精油はネットショップやハーブやアロマテラピーの専門店で入手できます。精油はたくさんのブランドがありますが、ここでは当サイトで主に使用しているブランドについて紹介します。
*おすすめのブランド
生活の木
生活の木は、国産の精油のブランドです。東京都渋谷区に本社をおき、アロマテラピー関連商品を幅広くとり揃えています。
当サイトで紹介している素材はほとんど手に入ります。値段も比較的リーズナブルです。
当サイトは、2003年から2015年まで、生活の木のパートナーショップとして店舗を運営していたので、当サイトでももっともよく使用しています。
ニールズヤード
ニールズヤードはイギリスの精油のブランドです。ブルーボトルの精油でよく知られています。日本にも東京を中心に店舗があります。ちょっと価格は高めですが、オーガニックの精油も充実しています。
*ブランド選びのポイント
以上当サイトで主に使用している2つのブランドを紹介しましたが、精油を買う前にはいくつか確認した方が良いことがあります。
最低、次の3点が確認できればOKです。
・化学合成されていない、純粋なもの、つまり100%天然のオイルか。
・精油名・学名・原産国など精油の情報が記載されているか。
・成分表の記載があるか。
精油は安価なものから、高価なものまでピンキリですが値段だけでは、その精油が天然で品質が保証されるか判断は難しいものです。
100%の保証にはなりませんが(記載の偽装ということもありえます。)、上記の3点を確認すると良いでしょう。
*AEAJ表示基準適合精油認定制度
社団法人日本アロマ環境協会では、消費者を保護する観点から、精油ブランドを対象とした「表示基準」を定めています。
AEAJ表示基準適合認定精油として認められた精油にはラベル部分や使用説明書に必ず精油製品情報の8項目と4つの使用上の注意事項が記されています。
参考にするとよいでしょう。
(2)精油入手のための予算の目安
精油はブランドによって3ml〜10mlのボトルで販売されています。精油の種類により高低はありますが、一般の精油は、10mlボトルで1500円〜3000円くらいが目安です。
10mlボトルだと、精油の滴数として200滴くらい(一回5滴使用するとすると40回分)になりますので、1滴8円から15円くらいになります。
*ローズなどの精油は、わずかしか取れない貴重なオイルなのでバリューオイルともいわれています。こちらは一般の精油の10倍以上高価です。
(3)おすすめの商品リンク
上記で紹介した精油ブランドの商品のリンクです。
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【生活の木 公式】フランキンセンス(オリバナム/乳香)精油 / Frankincense 10ml | アロマオイル アロマ 精油 エッセンシャルオイル 樹脂 価格:3,300円 |

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