アロマ手作り:ヘアスプレーをつくる(2)。
ローズマリー芳香蒸留水、ラベンダー芳香蒸留水をつかう。
フローラルウォーター(芳香蒸留水)は、水蒸気蒸留法によって精油を製造する時、同時に得られる蒸留水です。香りの成分が濃縮されている精油に比べて香りがおだやかで、精油のように希釈して使用することもないため気軽にそのまま使用することができます。
今回はローズマリーとラベンダーの芳香蒸留水をブレンドしてヘアスプレーを作ります。
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アロマ手作り:ヘアスプレーをつくる(2)。
目次
1.使用する材料
アロマスプレーを作るために必要な材料は、ベースとなる基材と香り付のけための精油です。
精油は植物の香りの成分を抽出した天然の物質です。様々な植物から抽出されており、ブレンドすることも可能です。自分だけのお好みの香りを作ることができます。
(1)基材
通常スプレーは、精油をエタノールなどで希釈して作りますが、今回は精油は使用せず、芳香蒸留水だけをブレンドしてヘアスプレーとして使用します。
○フローラルウォーター(蒸留芳香水)
フローラルウォーター(芳香蒸留水)は、水蒸気蒸留法によって精油を製造する時、同時に得られる蒸留水で、植物の水溶性の芳香成分やその他の成分がわずかに溶けこんでいます。香りの成分が濃縮されている精油に比べて香りがおだやかで、精油のように希釈して使用することもないため気軽にそのまま使用することができます。
ローズ、ラベンダー、オレンジフラワー(ネロリ)などの芳香蒸留水が一般に市販されています。今回はローズマリーとラベンダーの芳香蒸留水をブレンドして使用します。ローズマリーは”若返りのハーブ”として知られており、そのすっきりした香りは男性にもおすすめです。ラベンダーをブレンドするとより香りがおだやかになります。
2.使用する道具
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1.ビーカー
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材料を入れて計量し、かくはんする時に使用しますので、耐熱性のビーカーでなくても構いません。大量に作る予定でないのなら、大きすぎない容器を選ぶようにしましょう。30mlと50mlぐらいが便利です。
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2.攪拌(かくはん)用のガラス棒
材料を混ぜるときに使用します。使い捨てでいいのなら竹串や割りばしでも構いません。
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3.スプレー容器
青色や茶色の遮光性のスプレー容器を利用します。 利用目的、利用量にあわせて、容器のサイズ、素材を選びます。一般には30〜50mlの容器がよく使われています。
プラスティック製の瓶は、ガラス瓶に比べて軽くて割れにくいため、持ち運びに便利です。 ただし、アロマオイルの種類や濃度によっては容器が劣化しやすいため、スキンケアにスプレーを利用する場合は、ガラス製の瓶をおすすめします。 -
今回は小型の持ち運びやすいスプレー容器を選びました。
3.アロマスプレーの作り方
━━━ ヘアスプレー 約50ml
•材料
ローズマリー芳香蒸留水 40 ml
ラベンダー芳香蒸留水 10ml
•作り方
①ローズマリー芳香蒸留水をはかり、保存容器に入れます。
*芳香蒸留水は、水蒸気蒸留法によって精油を製造する時、同時に得られる蒸留水で、植物の水溶性の芳香成分やその他の成分がわずかに溶けこんでいるといわれています。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著には、”ローズマリー芳香蒸留水は、外用/スキンケアとして肌に活力を、入浴。”と記載されています。今回は、ローズマリーの葉か採れたものです。
②ラベンダー芳香蒸留水をはかり、保存容器に加えます。
*”ラベンダー芳香蒸留水は、全てのスキンタイプに向き、精神的ストレスを和らげる。”とエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。今回は、花、葉から抽出されたものです。
③保存容器にラベルを貼ります。
・使用後の感想
髪の毛や頭皮にスプレーし、頭皮をマッサージしました。ローズマリーのスックリした香りがラベンダーをブレンドすることより、香りが少し穏やかになりました。