アロマ手作り:ボディパウダーを作る!
お好みのハーブと精油を使って、オリジナルの色と香りの楽しめるデオドラント効果に優れたパウダーをつくりましょう。
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アロマ手作り:ボディパウダーを作る!
目次
1.ボディパウダーについての基本的なことがら
(1)ボディパウダーについて
(2)ボディパウダーの使用方法と注意点
2.ボディパウダー作りに必要な材料
(1)パウダー
(2)精油
(3)ハーブ
3.基本のボディパウダーの作り方
4.その他手作りコスメの記事
1.ボディパウダーついての基本的なことがら
(1)ボディパウダーについて
ボディパウダーとは、肌のベタつきを抑え肌をサラサラにしてくれるボディメイクアイテムです。ベタつきを抑える以外にも、デオドラント効果や美肌効果、UVカットなど様々なメリットがあります。ボディパウダーは、料理の材料でもあり、湿気を吸う特性のあるコーンスターチをベースに作ります。
お風呂あがりや外出時に、汗が気になる部分に使えばさっぱりした気分になります。密封容器に入れて携帯すればエチケットパウダーとしても活躍します。特に汗ばむ暑い夏の季節はオススメです。
(2)ボディパウダーの使用方法と注意点
ボディパウダーを使うおすすめのタイミングは外出前、シャワーやお風呂のあと、就寝前です。外で肌をサラサラに保つために使うのか、寝る時にべたつかないようにするのかなど目的によって使う時間をずらしても使うと良いでしょう。
まずは肌の水気を取りましょう。お風呂の後などで濡れている場合や、汗などでベタついている場合はティッシュなどで軽く抑えることで、パウダーの馴染みがよくなります。
次にボデイパウダーを手のひらや化粧パフに適量とり出し、汗を抑えたい部分につけます。においが気になる場所(靴の中など)にふりかけることもできます。
2.ボディパウダー作りに必要な材料
パウダーは料理用のコーンスターチをベースとします。精油は植物の香りの成分を抽出した天然の物質です。様々な植物から抽出されており、ブレンドすることも可能です。自分だけのお好みの香りを作ることができます。ドライハーブはハーブを乾燥したものです。染料としても使われています。
また、これらの材料はすべて肌にいい様々な有効成分を含んでいます。どんな材料を使うかで、さらにその材料の効果も期待できます。
(1)パウダー
パウダーは料理用のコーンスターチをベースとして、クレイやタルクなどをブレンドして使います。
・コーンスターチ
とうもろこしからつくられるデンプンです。湿気を吸う特徴があります。タピオカパウダーや片栗粉でも代用できます。
・カオリン
粘土の一種です。ミネラル成分を豊富に含みます。クレイの中でも肌への刺激が少ないカオリンがオススメです。コーンスターチに混ぜてサラサラ感を出します。
タルク
鉱物の一種の滑石を洗浄して粉末化したものです。肌にはのびやすく、さらっとした感触で、ファンデーション ベビーパウダー ボデイーパウダーにも使われます。
(2)精油(アロマオイル)
1.精油
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。
精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トン も必要とします。
大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスです。
・ボディパウダーにオススメの精油
・ローズオットー
ダマスクローズの花から抽出される大変貴重で高価な精油です。肌の再生能力を高めるアンチエイジング効果にすぐれ、中世ヨーロッパでは若返りの薬として人気がありました。
・スペアミント
ミントのさわやかで心地よい香りが、気分をリフレッシュしてくれる精油です。ペパーミントより香りがマイルドで刺激が少ないのが特徴です。
・ベンゾイン
バニラに似たとろけるような甘い香りの精油です。肌に潤いを与え、硬くなった肌を柔軟にしてくれるとされています。
(3)ハーブ
おすすめのハーブ( 飾りや色付けとして)
ローズ ペパーミント スペアミント
3.基本のボディパウダーの作り方
━━━ボデイパウダー作り
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汗をおさえてくれるボデイーパウダーを作りましょう。
ボデイーパウダー
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材料 コーンスターチ 大さじ 2
カオリン 大さじ 1
タルク 大さじ 1
精油 1〜3滴
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ドライハーブ 少々 お好みで
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作り方
① コーンスターチにクレイ、タルクを合わせる。
② ①に精油、ドライハーブを加える。
③ 容器に移す。