ハーブ手作り:ハーブ・ピローをつくる。
ラベンダーとオレンジの皮、ベルガモット精油をつかう。
今回のハーブ・ピローは、今話題の香りであるラベンダーとオレンジをつかってつくります。

ハーブ手作り:ハーブ・ピローをつくる。
目次
1.ハーブ・ピローについて
2.ハーブ・ピロー作りに必要な道具
3.ハーブ・ピロー作りに必要な素材
4.ハーブ・ピローの作り方
5.ポプリに関する記事
1.ハーブ・ピローについて
ハーブ・ピローとは、サシェの仲間で、文字どおりハーブをつめた枕のことです。様々なハーブを布袋につめて作ります。カモミールやラベンダーなど安眠効果が期待できるハーブがよく使われます。
目の疲れをとりたいとき、そっと目の上におけばアイピローになります。
枕元におけばハーブの心地良い香りが眠りを誘ってくれます。
*サシェとは
サシェは匂いぶくろのことで、ポプリやハーブを布袋に詰めたものです。
虫よけのものはモス・バックと呼びます。
睡眠のために使えば、スリープ・ピローとなります。眠りを誘う香りのミックスを入れて、枕辺に置きます。
身につけて持ち運べば香り袋になります。
色々な場面で使用できます。
2.ハーブ・ピロー作りに必要な道具

・浅い紙箱やお盆、ザルなど
材料を乾かすときに使います。
・大小の密封瓶
計量のために使います。料理用のもので兼用できます。
・小皿、ボール、小鉢など
そろえた花や葉、スパイスなどの材料を取りわけたり混ぜたりします。
・計量カップ、
200ccの計量カップ、15cc(大さじ)、5cc(小さじ)の計量スプーンなどがあると便利です。
・乳鉢
スパイスや樹脂などを砕くのに使います。大きさは直径10cm〜20cmのものがよいでしょう。
・白熱灯ライト、オーブンなど
材料を仕上げ、乾燥するときに使います。
・布
サシェを入れる袋を作るために使用します。切れ端でかまいません。香りをいイメージしてカラフルな布を使うと、気持ちも華やかになります。
・その他
スポイト、木のスプーン、ハサミ、瓶にはるラベル、スパイスミルなど。
3.ハーブ・ピロー作りに必要な素材
市販のハーブティーやドライハーブも利用できます。
香りにふかみをあたえるには、精油を使用します。

・今回使用する材料
・ラベンダー
リラックスの香りとして有名です。 フローラルで柔らかな花の香りで人気です。
精油(アロマオイル)がよく使用されますが、乾燥させたドライハーブもよく香り、リースなどのアロマクラフトやポプリにもよく利用されています。
・保留剤
香りを統合し、長持ちさせる役割をします。よく使われるもにのには
オレンジ、リンゴ、レモンなどの皮
ビャクダンなどの木片
オリスルートなどの根
粗塩、黒砂糖
などがあります。
今回はオレンジピールを使います。
○オレンジピール(オレンジの皮)
オレンジピールはビターオレンジの果皮を乾燥させたものです。
・精油
4.ハーブ・ピローの作りかた

材料
・ポプリの材料
ラベンダー 2/3カップ
保留剤
オレンジの皮1/3カップ
精油
ベルガモット精油1〜2滴(お好みで)。
・ハーブ・ピロー1個分材料
16cm×26cmの布1枚、13cm×23cmのキルト芯1枚
作り方
①布とキルト芯を用意し、縫いしろを5mmにして詰め口を残して縫い合わせて、表に返します。
*上部に詰め口を残して縫いあわせます。
②ラベンダーとオレンジの皮をはかり、混ぜ合わせます。
*今回のラベンダーとオレンジの皮は、ハーブティー用のものです。急に材料が必要な時など役にたちます。
オレンジの皮はCitrus aurantiumのものです。
③ベルガモット精油を加えて混ぜ合わせます。
*今回使用したのは、ベルガモット精油です。
柑橘のさわやかで甘い香りで、鎮静作用などがあります。睡眠のポプリなどによくつかわれます。
④キルト芯に入れて詰め口をとじて、布に入れて、さらに詰め口を閉じます。
*口を閉じてできあがりです。
使用後の感想
ラベンダーとオレンジの皮だけでもよいですが、ベルガモット精油を加えるとさわやかな香りになります。
枕の下に置いたり、夜、またはリラックスしたい時にそばに置いたりすると良いです。
5.ポプリに関する記事


