アロマ検定に挑戦する!

 今さら聞けない。アロマテラピーて何?

 

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癒しやリラクゼーションに注目のアロマテラピー

 
 アロマテラピーは、植物の香りのさまざまな働きの力をかりて、心や身体のトラブルを穏やかに回復し、健康増進や美容に役立てていこうとする自然療法です。 
 ハーブや芳香植物、精油は、古代エジプトの時代から人々に役立てられており、ヨーロッバではアロマテラピーを医療行為として認めている国もあります。
 植物の香りは私たちの心と身体にやさしくはたらきかけます。以下にアロマテラピーのいろいろな利用法について紹介します
 

  • 1.芳香浴法

     精油を拡散して香りを楽しむことで、心と身体のバランスを整える方法です。日本では最も一般的な方法で、アロマランプやアロマデイフューザーなど芳香器を利用すれば手軽に利用することができます。

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    2.沐浴法 

  •  精油を入れた湯に全身または一部を浸ける方法です。入浴剤として精油を利用します。入浴の効果に精油の効果が加わることで、相乗効果が期待できます。日本でも冬至のゆず湯の効果はよく知られています。

  •  全身浴(一般的な入浴)の他、手浴・足浴などの部分浴もオススメです。

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    3.トリートメント法

  •  精油を希釈したトリートメントオイルを身体や顔に塗布する方法です。

  • リラクセーション、保湿、整肌、血行促進、筋肉の凝りをやわらげるなどの効果があります。アロママッサージとして行われている方法です。

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  • 4.手作り化粧品

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  •  ボディスプレーや入浴剤、ミツロウクリームなど、さまざまな手作り化粧品でセルフスキンケアに精油を取り入れる方法です。植物油やミツロウなどの基材と精油を組み合わせることにより、安心できる自然の材料を使って自分にあった手作りの化粧品を作ることができます。また、精油が持つ様々な有効成分の効果も期待できます。

 

  • 5.その他

 

  •  精油成分を鼻や口から吸入することで、呼吸器系の不調を緩和する吸入法や、顔に精油成分を含んだ蒸気をあてることにより、血行を促進し、皮膚に潤いを与るフェイシャルスチーム湯(または水)で温めた(または冷やした)タオルなどの布を身体の一部にあてる湿布法、などがあります。

 

アロマテラピーを学ぶには?

 

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  •   暮らしの中の様々な場面で活用が期待されているアロマテラピーですが、植物の香りの有効成分を高度に濃縮した精油(通常は原液では直接使用できない)ため、その利用には、基本的な知識の習得が必要です。

  •  精油とその正しい使いかたについてや、使用に際しての安全上の注意など、基本的な知識とともに、アロマテラピーの定義や歴史を学ぶことで、アロマテラピーに対する理解がより深まり、日常生活の中で効果的に利用できるようになります。

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  •  どうしたらアロマテラピーを効果的に学ぶことができるか?

 
 アロマテラピーを学ぶ方法としては、スクールに通う方法や通信講座を受講する方法などが思いうかびますが、今回は独学でアロマ検定に挑戦して基本的な知識を習得する方法をご紹介します。
 
・アロマ検定とは?
 アロマ検定とは、アロマテラピー関連の団体としては、日本では最大の会員数を持つ公益社団法人アロマ環境協会が実施しているアロマテラピーの基礎知識に関する検定です。
 アロマテラピー検定で基礎知識を習得することにより、さまざまな場面で植物の香りを役立てられるようになります。また、さらに学びを深めることで、アロマテラピーのプロフェッショナルを目指すこともできます。
 
 
https://www.aromakankyo.or.jp/licences/aroma/
 
 
  通常年2回(5月,11月)全国約34都市で行われており、年齢、経験などの制限はなく、誰でも受験できます。検定には1級と2級があり、検定料はそれぞれ、2級 6,480円(税込)/ 1級 6,480円(税込)です。
 
・検定の内容
 
 検定には1級と2級がありますが、何級からでも受験できるので、しっかりしたアロマテラピーの基礎知識の習得が目的なら1級に挑戦してみると良いでしょう。たいていの人が1級を受験しています。以下は1級の出題内容です。アロマテラピーの定義、歴史、精油やその効果のメカニズムについての基本的な知識について出題されています。
 

  • 香りテスト(香りを嗅いで精油名を答える問題)
  • アロマテラピーの基本
  • きちんと知りたい、精油のこと
  • アロマテラピーの安全性
  • アロマテラピーを実践する
  • アロマテラピーのメカニズム
  • アロマテラピーとビューティ&ヘルスケア
  • アロマテラピーの歴史をひもとく
  • アロマテラピーに関係する法律
  • 精油のプロフィール(対象30種類)

 
 
 現在はネット社会なので、簡単な使いかたなどはいくらでもネット上で検索できるし、専門的な書籍も簡単に手に入りますが、やはり何事も基本的なことを知らないとなかなかうまく使えないものです。
 アロマ検定では、協会から公式テキスト(1級、2級)が出版されており、公式テキストを購入して学べば、アロマテラピーの基礎知識が身につくようになっています。
 
・検定に挑戦しよう!
 
 今年の5月の検定の申し込み期間が間もなく始まります(2019年2月8日(金)〜3月14日(木))。ネットでも簡単に申し込むことができます。
 検定のための試験勉強は、1,2級の検定テキストを購入して1ヶ月しっかり読み込めば大丈夫です。問題集もたくさん販売されているので購入して試してみるのもよいでしょう。
 
 
 

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