アロマ手作り:芳香剤

アロマキャンドルを作る!

 やさしい天然資材のミツロウと精油(アロマオイル)を使ったオリジナルのアロマキャンドルを作りましょう。キャンドルの揺れる炎とやさしい精油の香りがリラックス効果をもたらしてくれます。
 

 

 
目次

1.キャンドルについて
2.アロマキャンドル作りに必要な材料
(1)ベースとなる材料
(2)精油
(3)その他
3.基本のアロマキャンドルの作り方
4.作り方動画
5.アロマキャンドルレシピ集
 

1. キャンドルについて

(1)キャンドルとは

  キャンドル(ろうそく)とは、綿糸などを縒り合わせたもの(ねじりあわせたもの)を芯にして、芯の周囲に蝋(ろう)やパラフィンを成型したもののことです。。キャンドルから露出している芯の一端に火を点して灯りなどとして用います。芯の先に点った炎によって周囲の蝋が融けて芯に染み込み、さらに蝋が気化して燃焼することで燃え続ける仕組みです。
 

(2)キャンドルの歴史

 キャンドルの歴史はかなり古く、2300年前のツタンカーメンの王墓からは燭台が発見されていることなどからから、使われ始めたのは紀元前3~4世紀ごろだったと言われています。最初のキャンドルはミツバチの分泌物である「蜜ろう」を原料として作られました。蜜ろうはミツバチが巣の原料にするため分泌するものです。加工が簡単だったため、エジプトやギリシア、ローマ、中国などで幅広くキャンドルの原料として使われました。
 しかしみつろうは高価なため、9世紀ごろになると安価な獣脂が使われるようになりました。マッコウクジラの脳油を原料とするものが高級品とされるようになり、アメリカで捕鯨が盛んになりました。アメリカの『ペリー提督』が日本に開国を迫ったのも、捕鯨船の基地を確保することが目的の一つでした。
 18世紀後半以降になると、石油パラフィンからキャンドルが作られるようになり、工業的大量生産が可能になり、キャンドルとして最も普及しています。
 
 日本でろうそく(キャンドル)が最初に登場したのは奈良時代とされています。当時のろうそくは中国から輸入された蜜ろうそくと考えられています。平安時代になり、蜜ろうそくに代わって松脂ろうそくの製造が始り、江戸時代にはウルシやハゼノキの木蝋から作られる
ろうそくが使われるようになりました。現在でもろうそく(和ろうそく)は木蝋など植物性の素材が使われています。
 

(3)アロマキャンドルとは

 アロマキャンドルは、キャンドルに香りのもととなる精油(アロマオイル)や、香水、フレグランスオイルなどを加えて香り付けしたものです。
 揺らめくキャンドルの炎と、ほのかな香りの両方を楽しむことができ癒しの人気アイテムです。

2.アロマキャンドル作りに必要な材料

 アロマキャンドルに必要な材料は、キャンドルのベースとなるロウ(ワックス)と、香り付けに使用する 精油、キャンドルに色付けするための顔料です。
 そのほか座金付きキャンドル芯、器となる容器を準備します。
 ベースとなるロウ(ワックス)には、石油から精製されるパラフィンが一般的ですが、大豆から採れる ソイワックスや、ミツバチが分泌するミツロウなどの天然素材も市販されています。今回は、ミツバチが巣を作るときに分泌するミツロウを使用します。
 

  

 (1)ベースとなる材料

 
○ミツロウ
 ミツバチが巣を作るときに分泌する動物ロウ(動物性ワックス)です。抗菌・保湿作用などがあります。アロマテラピーではミツロウクリーム、アロマキャンドルなどの基剤として使用されます。
 

(2)精油(アロマオイル)

アロマキャンドルを作る目的や自分の好みにあわせて、精油(アロマオイル)を選びます。
  

  •  

  • 1.精油

  •  精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。

  •  精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トンも必要とします。

    大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスです。

  •  

 

  • 2.おすすめの精油

  •  精油(エッセンシャルオイル)は300種類ほどあると言われていてます。その中からお気に入りを見つけたり、ブレンドしたりするのははとても楽しい作業ですが、まずは一般的で初心者でも使いやすい精油を使ってみましょうしょう。

 

・アロマキャンドルにオススメ精油

 
ジャスミン
  エキゾチックで甘美な香りをもち、「香りの女王」とも呼ばれています。香水には欠くことのできない香りです。
 
サンダルウッド
 「白檀」の和名でも知られています。お香としても良く使われている深みのある香りの
精油です。
 
イランイラン
 エキゾチックで、甘くフローラルな香がします。イランイランという名前は、「花の中の花」を意味するマレー語に由来します。

(3)その他

・顔料
  キャンドルをお好きな色に着色するために、着色料(顔料)を使用します。
着色料には合成のもの自然由来のものなどいろいろな種類がありますが、今回は自然由来のアースピグメントを使います。
 アースピグメントとは、天然の鉱物を砕いて粉状にしたもので、 化粧品の素材として、安全性の高い、自然から取れる顔料として昔から利用されてきています。
手作り石鹸など自然素材での着色に便利です
 
 
。その他の材料
 座金付キャンドル芯、ガラス容器
 

3.アロマキャンドルの基本的な作り方

━━━みつろうキャンドル

•材料  

みつろう            80g    
精油                15滴
顔料(色付け用、飾り用)  ミクロスパーテル(耳かき状さじ)4〜5杯
 
ガラス容器、キャンドル芯
 

 •作り方

① みつろうをはかり、ガラス容器にいれて湯煎にかけて溶かす。
 
 
② みつろうが溶けたら鍋から容器を取り出し、色付け用の顔料を加えて竹串でまぜる。
 
 
精油を加えて竹串で混ぜる。
 
 
キャンドル芯を入れ込み割り箸で上部をはさみ、落ち着いたら割り箸を静かにはずして仕上げに飾りよう顔料を振りかける。
  

・加える精油の分量について

 精油(エッセンシャルオイル)は植物の成分を濃縮しているため、多く入れるぎてしまうとその刺激で体に悪影響が出てしまうことがあります。今回は日本アロマ環境協会の目安の
 多くても全体の1%程度としています。
 
  ※キャンドル80ml   1%  16滴 (*ドロッパ付きの精油瓶の場合)が目安です。
 
 このくらいの量だと、火をつけると、あまり強くはないがほのかに精油の香りがします。また火を消すと、時々香りが漂います。火をつけなくてもキャンドルを近くに寄せると香りがするので、火をつけずに机などに置いて香りを楽しむのも良いでしょう。
 
 

4.作り方動画

 
 

5.アロマキャンドルレシピ集

 

ミツロウを使ったアロマキャンドル

 

アロマキャンドルをつくる。ジャスミン精油、ベルガモット精油、イランイラン精油、みつろうをつかう。