アロマで手作りする入浴剤:ヒノキのバスソルト!
ヒノキ精油、サンダルウッド精油、スイートマージョラム精油をつかう。

目次
1.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)に使用する材料
(1)基材
(2)精油
2.アロマで入浴剤(バスソルト)を作るときに使用する器具
3.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)の作り方
4.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)を作る上でのポイント
5.その他アロマで手作りする入浴剤の記事
(2)アロマオイル(精油)
入浴剤(バスオイル)を作る目的や自分の好みにあわせて、アロマオイル(精油)を選びます。
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1)精油とは?
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精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。
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精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トンも必要とします。
大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスです。
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2)おすすめの精油
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精油(エッセンシャルオイル)は300種類ほどあると言われていてます。その中からお気に入りを見つけたり、ブレンドしたりするのははとても楽しい作業ですが、まずは一般的で初心者でも使いやすい精油を使ってみましょうしょう。
3)今回使用する精油
今回は、温泉の木の浴槽をイメージして、日本の精油のヒノキを使用しました。ちょっと深みと温かみを加えるためにサンダルウッド・インドとスイートマージョラムを加えました。
アロマテラピー図鑑/佐々木薫監修には、地中海原産のサイプレスの近親で、日本と台湾のみに分布し、ヨーロッパなどでは「ジャパニーズ・サイプレス」と紹介され、情緒を安定させリラックスさせる効果があるなどとに記載されています。
サンダルウッド・インド精油は、白檀の和名で知られ、お香としてもよく使われています。心を鎮めるような深い香りが特徴です。スイートマジョラムの香りはは温かく気持ちを元気づけてくれます。実際に使ってみると入浴中に思わずうとうとしてしまう香りになりました。
(3)ハーブ

今回使用するハーブ
・ ジュニパーベリー
リキュールのジンの香り付けで有名な、ヒノキ科の樹木の実です。強くするどいウッディー系の香りが特徴で、消臭効果がよく知られています。
2.アロマで入浴剤(バスソルト)を作るときに使用する器具

・計量スプーン
少量の塩(ソルト)を量るときに使います。小さじ、大さじがある料理用のもので良いでしょう。
・攪拌(かくはん)用のガラス棒
溶けた材料を混ぜるときに使用します。こちらも耐熱性のものが好ましいですが、使い捨てでいいのなら竹串や割りばしでも構いません。
・容器
深めの小皿や小鉢など何でもかまいません。バスソルトの材料を混ぜ合わせるときに使います。
3.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)の作り方
ーヒノキのバスソルト(2回分)

•材料(全身浴 2回分)
塩
バスソルト 100g
精油
ヒノキ 6滴
サンダルウッド・インド 2滴
スイートマージョラム 2滴
ドライハーブ(飾り、香りづけ用)
ジュニパーベリー(乾燥) 小さじ 1
容器 軽量スプーン かくはん棒
•作り方
①バスソルトを計り保存容器に入れます。
②ジュニパーベリー(乾燥)を加えます。
③精油を加えて、保存容器のふたを閉めてよく振ります。
•使い方
湯をはった浴槽に作製したバスソルトを半分入れて、よくかき混ぜ入浴します。今回は飾り付けにドライハーブを加えているので、布などに包んだり袋を作り入れるのもよいです。
*フットバスやハンドバスなど部分浴に使用する場合は分量をそれぞれ1/2にします。
4.アロマで手作りする入浴剤(バスソルト)を作る上でのポイント
(1)加える精油の分量について
精油(エッセンシャルオイル)は植物の成分を濃縮しているため、皮膚に使用する際は、原液では刺激が強いため、植物湯などで希釈して(薄めて)して使用することが大切です。いい香りだからだと、多く入れるぎてしまうとその刺激で体に悪影響が出てしまうことがあります。個人差や使用法によりその刺激の程度は様々ですが、日本アロマ環境協会では、入浴剤としてお風呂での全身浴に使用する場合は1〜5滴、ハンドバスやフットバスなどの部分浴の場合は1〜2滴を推奨しています。
通常の精油瓶には口にドロッパートが付いていて、精油が適量しか出ないようになっています。精油瓶をゆっくり傾けていくとポトッと1滴落ちますが、その分量はだいたい0.05mlです。
*精油瓶にドロッパーが付いていない場合はスポイトを使用します。スポイト1滴はドロッパー1滴の約半分です。
(2)精油を加える時のポイント
精油瓶はゆっくり傾けてポトッと1滴落とすのがポイントです。粘性の高い精油の場合は特に落ちにくいので、じっくり待つことが必要ですが、それでも落ちない時は精油瓶の底をポンポンと指で叩いてみると良いでしょう。
慌てて瓶を振ってだそうとすると、どっとでてしまうことがあるので注意しましょう。
(3)入浴剤を使うときの注意事項
・作ったら、なるべく早く使いましょう。
・浴槽によっては使用できない場合があります。
・使用後の湯は捨て、洗濯などに使用しないでください。
5.その他アロマで手作りする入浴剤の記事
(1)基本の入浴剤の作り方の記事
(2)バスソルトのレシピ
(3)その他いろいろな入浴剤のレシピ
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