アロマ手作り:オススメの本

・生きる力: 自然から学ぶ健康法

 本書は、抗菌アロマテラピー研究の第一人者として活躍されている帝京大学医真菌研究センターの井上重治先生が、微生物と精油、ヒトの体の仕組みや健康との関係について、その関係をまとめた書です。コロナウイルスの問題により、抗菌、抗ウイルスについての関心が高まっています。無菌状態が理想と考える人もいるかと思いますが、実際にはヒトの体には多くの菌が生育しており、その多くの菌と共存しています。この本では、健康を守るヒトの常在菌と精油、免疫システムなどについて基本から解説してくれています。

1.概要 

 ヒトは自然が生んだ生き物のひとつにすぎません。高度に発達した人工の環境に生活していると、この自明の理をとにかく忘れがちになります。偉大な自然の前ではヒトは極めてひ弱い存在です。うっかり自然を疎んじると、アレルギーのような前にはなかった病気に悩まされます。その一方、自然の教えに従って生きれば、自然はやさしく保護してくれます。
 ヒトは集団で生きる動物です。孤独は精神の荒廃を招き、うつ病や自殺者を増やします。自然は、ヒトが生き延びるために共生をすすめています。他の生物を尊重しながら、互いに助け合う社会が健康の源です。自然は、ヒトの心身を癒すために芳香を持ったハーブを用意してくれました。また、感染を防ぐために常在菌に加えて絶妙な仕組みを持った免疫を授けてくれました。
 この際、母なる自然の教えを学んで、各自の健康維持に役立てることをお奨めします。本書がその一助になることを確信いたします。
 

2.目次内容

 
第1章 地球生態系の歩んできた道
第2章 地球を守るヒトの常在菌
第3章 感染症からヒトを守る精油
第4章 ヒトの健康を守る自然の仕組みと精油
第5章 地球生態系による健康の維持
 

3.著者紹介

 
東京大学医学部薬学科卒。明治製菓(株)入社。以後40年間、抗生物質の研究開発に従事。
その後1997年より帝京大学医真菌研究センターで抗菌アロマテラピーの研究に従事。
著書に、微生物と香り、ハーブウォーターの世界、カラコルム水物語、小さな四季などがある。
 

4.こんな方におすすめ

・読書好きで、自然とヒトの健康の関係について考えてみたい方