その他基剤のプロフィール:はちみつ

 
 
 
 はちみつは、ミツバチが花から集めてきて巣に蓄えた蜜です。淡黄色から褐色の粘りけの強い液体で、大部分が果糖とぶどう糖でできています、甘く、栄養価が高く、古来より食用や薬用をはじめ、様々な用途に利用されてきました。化粧品や入浴剤としても利用されています。
 
目次
1.はちみつのプロフィール
(1)はちみつの成分
(2)はちみつの品質
(3)はちみつの特性
(4)はちみつの利用方法
 
2はちみつを使用したレシピ
 

1.はちみつのプロフィール

(1)はちみつの成分

  はちみつの成分は、蜜源植物と採集季節によっても変動しますが、約72%の糖分と約21%の水分によって構成されています。その他微量栄養素として、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、有機酸、酵素、色素、香気物質も含まれています。ビタミン、ミネラル、アミノ酸の多くは花粉に由来するため、蜜源植物により違いがあります。 糖分糖分のほとんどはグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)で、少量のオリゴ糖とスクロース(ショ糖)、さらにデキストリンも含まれています。
 

(2)はちみつの品質

  日本においては、はちみつ類の表示に関する公正競争規約によって以下のように品質が決められています。
 
純粋はちみつ:みつばちが植物の花みつを採集し、巣房に貯え熟成した天然の甘味物質。
 
 
精製はちみつ:純粋はちみつから臭い、色等を取り除いたもの。
 
加糖はちみつ:純粋はちみつに異性化液糖その他の糖類を加えたものであって、純粋はちみつの含有量が重量百分比で60%以上のもの。
 
※ 採蜜源の花名:はちみつに採蜜源の花名を表示する場合には、当該はちみつのすべて又は大部分を当該花から採蜜し、その花の特徴を有するものであって、かつ、採蜜国名を表示しなければならない。
※ 採蜜国名表示:原料蜜のすべてが国内で採蜜されたものでなければならない
 

(3)はちみちの特性

 はちみつの特徴をあげてみます。
 
カロリー: 蜂蜜の標準カロリーは、100gあたり約294kcal〜356kcalで、鶏卵の約2.5倍で、牛乳の約6倍に相当し非常に栄養が高い物質です。
 
甘味度:蜂蜜の甘味度は、採集された花の種類によって若干差があるものの、同重量のスクロースとほぼ同じとされるています。蜂蜜はフルクトースを多く含むが、フルクトースには甘味度が低温で高く、高温で低くなるという特徴があります。
 
①即エネルギー源に!疲労回復効果
はちみつの糖分は、単糖類に分類されます。単糖類とは、それ以上分解する必要なく消化吸収される、消化器に負担をかけない糖分です。そのため、エネルギーに変わるのも早く、体力を消耗した体に早く効きます。部活動にはちみつレモンの差し入れをするのは、理にかなっていたのですね。
 
②殺菌効果でウイルス対策!風邪予防・風邪を引いた時にも。
はちみつに含まれるグルコン酸には、殺菌作用があります。また、強い殺菌力を持つ過酸化水素を作るグルコースオキシターゼという酵素も含まれています。このため、ダブルで殺菌効果を発揮するのです。喉の痛みや咳止め、口内炎などにも効果があるといわれています。また、はちみつの中でもさらに強力な殺菌力をもつ「マヌカハニー」は、インフルエンザなどのウイルス対策にも有効だといわれています。
  
③美容にも効果的!保湿効果
摂取するだけでなく、クレンジングやパックでも、その保湿効果を存分に発揮します。普段の洗顔後に、小さじ2杯ほどのはちみつを、残った汚れを浮かせるように顔全体になじませ、しっかりすすげばクレンジングは完了。はちみつの保湿力を感じられることでしょう。荒れてしまった唇に塗るのも効果的!
  
④高すぎる栄養価...!食べるサプリメント
はちみつの主成分は、果糖とブドウ糖。その他、ビタミンB群など10種類のビタミン類、27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、10種類以上の有機酸、ポリフェノールなど、栄養成分の数はなんと150種類以上!栄養成分がバランスよく含まれている総合栄養食品なのです。まさに、食べるサプリメントと言っても過言ではありません。
 
⑤ダイエットにも効果的!
砂糖の甘みをはちみつで代用しようとすると、砂糖大さじ3杯に対し、はちみつは大さじ1杯で済みます。さらに、カロリーは砂糖の4分の3しかありません。
また、はちみつには血糖値を調整する機能があるため、脂肪がつきにくいというダイエットにうれしい効果があります。はちみつの摂取後、ブドウ糖はすぐに血液中に吸収されますが、果糖はゆっくり吸収されます。この差により血糖濃度が調節され、肝臓が糖分を処理できるため、「余った糖分が脂肪に変わる」という危険が少ないのです。
 

(4)はちみつの利用法

 はちみつと人類の関わりは古く、英語には「蜂蜜の歴史は人類の歴史」ということわざがあるほどです。蜂蜜は、人類が初めて使用した甘味料といわれており[、イングランド南部では紀元前2500年頃に壺型の土器に蜂蜜が入れられていた痕跡が発見されています。
 はちみつは、食用を始め調味料、蜂蜜酒、薬用 など広く利用されています。
 
 1)化粧品としての利用 
 はちみつは、古代エジプト・ギリシャの時代から化粧品に用いられ、クレオパトラ7世は蜂蜜を用いて化粧をしていました。古代ローマの皇帝ネロの妻は蜂蜜とロバの乳を混ぜたローションを使っていたと伝えられています。
 蜂蜜を用いたもっとも有名な化粧品の一つとして、パックが挙げられます。蜂蜜の糖分には肌を整える働きがあり、ビタミンB1には皮膚の血行をよくし、新陳代謝を高める作用があります。
 
2)芳香剤としての利用
 はちみつは古来、芳香剤として利用されてきました。古代エジプトや古代中国でははちみつを使用し煉香がありました。平安時代の日本にもはちみつを使った香があり、『源氏物語』にも登場しています。
 タバコの中には香りの調整に蜂蜜を使用しているものもあります。

2.はちみつを使用したレシピ

 

 

はちみつ石けんを作る!

 

はちみつと甘い香りの精油を使用したしっとり感のある石けんです。